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» 2012 » 7月
プラテン機の可能性
2012/07/10 08:31

私は入社してから11年が経過しました。職歴としては8年間製本課に、現在は印刷課に所属しています。担当している印刷機械はハマダのRS-34Mです。また同時にハイデルベルグ社のプラテンという活版刷りの印刷機械も担当しています。

活版印刷とは、活字を使って行う印刷のことで、凸版印刷ともいいます。凸版印刷には鉛版や樹脂版、写真凸版などがあり、現在当社ではほとんどが樹脂版を使用しています。

活版印刷の原理はハンコなどと同じで、基本的な仕組みはシンプルです。印刷される部分が一段高くなっていて、その部分にインクを付けて紙の上から圧力をかけて転写していきます。上から圧力をかけるので印刷面の仕上がりが力強くなります。

プラテンは活版印刷の中でも優れた機械で、1960年代の古い機械ですが今でも活躍しています。1時間に1000枚程度の仕事量をこなし、手差しの機械に比べても高速性があります。近年は型抜きや箔押し機として使用され多機能性があり、今では製造されてない事もあって貴重な機械になっています。


当社ではこの度外注していた型押しの受注があり、この機会にプラテンで加工できないかチャレンジしてみました。最初に型(オス側)を樹脂版で作成し、受け(メス側)にはボール紙を使用しました。その結果、ボール紙だと弾力が無いためか凹凸がはっきり出ず綺麗な型押しができませんでした。

この結果を踏まえ、後日再チャレンジしました。今度は受け(メス側)にゴム版を使用してみました。結果は前回のボール紙に比べて凹凸がはっきり出て、これなら商品価値を充分満たしていると思われます。今後は、型押しの仕様に応じてゴム版自体の強弱やウレタン素材なども視野に入れ、より精度の高い製品作りに挑戦したいと思います。



当社ではミシン加工やナンバー印刷もプラテンでできますし、このようにプラテンの可能な仕事をこれからも探っていきチャレンジしていきたいと考えています。




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